欧州次期排出ガス規制”Euro 7” 概要
SPN10などの規制成分の追加・強化や、新たな規制が盛り込まれたEuro 7の概要をご紹介します。
最新の排出ガス法規に対応した分析機器やダイナモメータ、テストオートメーションシステムなど、排出ガス法規適合に必要な評価設備を提供します。
HORIBAは、エミッション低減のためにお客様が抱える課題を解決するための支援をグローバルで行っています。排出ガス分析・計測のノウハウとツールセットで、規制強化や多様化する技術への対応を今後ともサポートします。
シャシ、パワートレイン、エンジンの試験施設や実路試験に必要な計測システムにとどまらず、知識豊富なエンジニアとスペシャリストがお客様のニーズに合わせたソリューションを提供し、車両開発を包括的に支援します。
エンジン試験
エンジン制御の適合プロセス最適化に関して、各種用途に応じたエンジンダイナモメータを幅広いサイズでラインナップ。定常運転から過渡運転まで、エンジン性能試験・エンジン制御パラメータ適合作業を効率アップする各種計測アプリケーションを提供します。UN/ECE Regulation、GTRといった国際基準、あるいは米国CFRなど各国のエンジン排出ガス認証試験で要求される、高精度かつ高再現性の計測も可能です。さらに、エンジン単体試験による、完成車両の排出ガスシミュレーションにも対応できます。
車両試験
HORIBAブランドの排出ガス計測機器やシャシダイナモメータを中心に、各種関連機器を計測システムとして統合。システム制御やデータ計測だけでなく、試験パラメータ・測定データの一括管理や解析、試験設備および各種ユーティリティの維持管理まで、自動車・エンジン開発に不可欠な排出ガス試験をトータルサポートします。乗用車排出ガス・燃費試験の国際基準(WLTP)や米国CFR part 1066など、グローバルな最新排出ガス認証試験方法に対応し、高精度かつ高再現性の排出ガス試験・燃費試験を実現します。
実路試験
実路での各種計測を高精度に行い、RDEに準拠したパワートレインの開発・検証をより迅速かつ効率的に。
車載型排ガス計測システムOBS-ONEは、2017年9月から欧州で認証が開始された乗用車の実路走行におけるRDE(Real Driving Emissions) 試験に完全対応したPEMS(Portable Emissions Measurement System)です。現行RDEの規制対象成分(NOx、PN、CO、THC、NMHC)の排出質量や燃費計測が可能です。さらに将来規制動向を見据えて、レーザを用いたHORIBA独自技術「IRLAM™」の分析ユニットを追加することでNH₃、N₂Oの高精度測定が可能です。またRDE適合における実路試験の台上化を実現し、車両開発の効率化を支援するアプリケーションも提供します。
自動化・データ活用で効率化
車両の試験自動化やデータ活用で開発業務の効率化を実現するソリューション
無人運転や自動化、一括データ収集、予防・予兆保全、遠隔からの試験状況の可視化など、現在の開発環境において求められる解決策を提供し、試験の稼働率向上や省人化、最適投資を実現します。さらには、ビッグデータの活用、データインテグリティの確保など、お客様の課題を解決する機能も提供します。
エンジン排ガス測定装置
レーザ吸光法自動車排ガス測定装置
FTIR法排ガス測定装置
水素ガス測定装置
定容量希釈サンプリング装置
車載型排ガス計測システム
完成車排出ガス試験用テストオートメーションシステム
自動運転システム
車両開発 業務効率化支援システム(データマネジメントシステム)
FTIR法排ガス測定装置
自動車排ガス測定装置
加熱型NOx測定装置
加熱型THC測定装置
硫黄分析装置
直挿形空燃比計
マイクロトンネル
PM捕集フィルタ管理システム
超音波式排ガス流量計
NH3/N2O車載型排ガス計測システム
車載型排ガス計測システム
車載型排ガス計測システム
SPN10車載型排ガス計測システム
シャシダイナモメータ
ACダイナモメータ