自動車計測テストセンター
部品評価から実路試験まで、あらゆる自動車開発に貢献する分析・計測技術を備えています。
稼働率が高く台上試験設備を借りられない・設備導入前にどんな試験ができるか試したい、というお客様の声にお応えする台上試験の受託サービスです。電動化・自動運転など、幅広い車両に対応します。
本サービスの概要は、PDFでもご覧いただけます。
電動化や自動運転技術の開発が進められる中で、実機を用いた新しい技術・機能の検証は欠かせません。
公道やテストコースを用いた評価も実施されていますが、走行条件や環境条件等の繰り返し再現が難しく、工数や場所の確保も大変なため、台上(試験室)での試験も実施されています。
従来の内燃機関車に加え電動化、自動運転等、多様な開発が全方位で進む中で、
・台上試験を行いたいが、他部署やグループ会社の設備稼働率が高く借りることができない
・台上試験用の設備を導入したいが、導入前にどんな試験ができるか試してみたい
というニーズが増えてきています。
上記のような声にお応えし、長年車両評価設備メーカーとして培った経験と実績を活かし、HORIBAならではの台上テスティングサービスを、日本・中国・欧米で実施します。
何を検証するために、何を知りたいか、等お客様のご要望をお伺いし、評価手法・評価シナリオを含む試験計画を作成します。
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試験に必要な設備を、自社・他社装置合わせてシステムアップします。
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試験結果を解析、帳票化してお渡しします。
その他、お客様のご要望にお応えし、幅広い試験を提供できます。ぜひご相談ください。
「ACC制御において、前車追従性や燃費など様々な要件を同時に満たすのが大変…」「設定車速や車間距離、前車走行パターンなど、網羅的な試験は工数がかかる…」といった声にお応えし、指定の試験条件に対する前車追従性・エネルギー効率・加減速度などを取得しました。
ACC台上試験設備・取得したデータの詳細はこちら
「他社EVのベンチマークをやりたいが、ラボの稼働率が高くなかなか試験ができない…」、「中国車両のベンチマークもしたいが、現地で試験を実施するのも大変…」といった声にお応えし、SOC/重量変化、車両制御変化時の制御性能・走行特性などを評価しました。
「エネマネ最適化に向け、走行開始時SOCや重量、制御を変化させた場合のエネルギー消費を調査したいが、実路での試験は大変、ラボもあまり借りられない…」という声にお応えし、SOC/重量変化、車両制御変化時の各エネルギーフロー・エネルギー消費を測定しました。
パワートレインの実機とシミュレーションとを連携させ、実車性能を車両レスで評価できる設備もございます。ぜひお問い合わせください。
公道でのAD/ADAS試験、部品耐久・タイヤ摩耗試験や、In-Service Monitoring対応の受託試験を実施しています。ぜひお問い合わせください。
カーボンニュートラルの実現へ向けて実環境における電力消費量や燃料消費量の評価がより重要になります。実路走行時に採取した車速および加速度をもとに、実路走行データをWLTC等の走行パターンへ置換し、実使用環境における電力消費量を定量的に評価する手法を検討しました。その手法と算出結果の妥当性、再現性等について、自動車技術会2023年秋季大会 学術講演会で報告しました。
HORIBAは、お客様とご一緒に
お悩み事の解決策を検討します
HORIBAは、お客様のお困りごとやお悩みを解決するために最適なサービスを提案します。 評価手法・評価シナリオを含む試験計画から、評価設備の構築、試験結果の帳票化まで、試験のマネジメントを弊社が実施することで、お客様には本来の業務に集中していただけます。
本サービスの概要は、PDFでもご覧いただけます。