台上試験の受託サービス
ACC試験を室内で実施できる、HORIBAの台上試験設備を用いた受託試験サービスです。
自動運転/ADAS試験、タイヤ摩耗・部品評価試験、エミッション試験など、プロ・一般ドライバーによるグローバルでの公道フリート走行試験サービスを、実験計画~実行~考察までワンストップで提供します。
本サービスの概要・サンプルデータは、PDFでもご覧いただけます。
自動運転/ADASにおける・認知(センシング)・判断(制御)は、複雑かつ多様な実環境下で適切に作動しなければなりません。しかし、これらの実環境のすべてを把握・定量化し、シミュレーションやプルービンググランド(PG)で評価することは困難です。そのため、予期せぬ事象を見つけ出すための公道でのフリート試験を、数十万キロから百万キロ以上実施することが必要となります。
また気象状況だけでなく、交通インフラ、交通ルール、交通マナー、交通事情は国によりさまざまです。各国で受容性を十分把握し、システム要求仕様に反映させることが必要です。
欧州の次期排出ガス規制Euro 7では、マイクロプラスチックの主要な排出源とされるタイヤ摩耗の規制が決定しました。従来規制されてきたエンジンから排出されるPM・PNと異なり、タイヤ摩耗は、電動車両も規制の対象となります。
タイヤの摩耗は実際の車の使われ方や道路で変わってきます。欧州では、実際の使われ方に基づいた評価が検討されており、日常的実使用環境での摩耗試験が欠かせません。
公道走行試験では、各国ごとの特異交通・環境評価や日常的な使われ方での評価のほか、プルービンググランドでは再現できないコース設定での評価・試験を行います。例えば、ワインディング&ダウンヒルのようなブレーキに過酷なコース(箱根ターンパイク、エーデルワイス山岳路等)、世界一過酷なニュルブルクリンクサーキットでの操安性能評価などがあげられます。また、中国の黄砂など特殊自然環境での外装品の耐久評価など、試験室で再現できないものもあります。
しかし、公道走行試験を実施するには、下記のような人的・時間的な課題があります。
お客様のご要望に応じて、テストドライバー、または一般ドライバーによる、日本・海外での公道フリート走行試験サービスを、ワンストップでご提供します。
専門のノウハウを有するHORIBA MIRAのテストドライバーによる公道フリート試験サービスでは、専用データロガーを用い、センサの誤検知、不検知に加え、システム作動異常、違和感などを見逃さず検出できます。欧州、北米、東南アジアなど、グローバルな公道フリート走行試験サービスを提供します。開発部品・開発車両の試験や、試作品の組み込みなども行います。
試験例
データロガー例
専用データロガーを用いた公道走行時データ収集 システム例
専用データロガーを用いたカメラ・LiDARデータ収集例(動画)(1分17秒)
※CAN は ROBERT BOSCH GmbH の登録商標です。
※Ethernetは富士ゼロックスの商標です。
弊社の契約する各地の一般ドライバーによる公道フリート試験サービスでは、開発部品を搭載した決まった車両と専用ロガー・センサーを用いた走行試験のほか、現地一般人の車両を用いた日常使いにおける部品評価(サスペンション、タイヤ、ブレーキパッドなど、通常消耗品)、および簡易ロガーによるデータ収集、測定を行います。
サンプルデータ・分析例は、PDFでご覧いただけます。
HORIBAは、お客様とご一緒に
お悩み事の解決策を検討します
HORIBAは、お客様のお困りごとやお悩みを解決するために最適なサービスを提案します。
各地のドライバー・車両・テストコース・現地で取得したデータ等、公道フリート走行試験のマネジメントを弊社が実施することで、お客様には評価・検証などの本来の業務に集中していただけます。
本サービスの概要とサンプルデータ・分析例は、PDFでもご覧いただけます。