KIZUNA(絆)を深め、グループの活力を高める「HORIBAグループ感謝デー」

HORIBAでは、毎年5月の連休直前に国内グループの全社員とその家族を対象に「HORIBAグループ感謝デー」(以下、感謝デー)を全国各地の拠点ごとに開催しています。国内グループの全社員が参加し、仲間の絆を深めチームワークを高める大事なイベントです。

HORIBAは創立以来、社員の一体感とコミュニケーションを大切にしています。トップマネジメントを含め、全社員のおもいや意識を共有し絆を深めるため、創立記念日などの節目ごとに運動会、社員旅行やボウリング大会、メーデー行事には映画鑑賞、ソフトボール大会などの多種多様なイベントを実施してきました。

1975年、創業30周年を記念した運動会にて創業者の堀場雅夫とそのみこし

90年代後半からおこなってきた積極的なM&Aを経て会社の規模が大きくなる一方で、創立50周年を迎えようとしていた2002年頃には市況の影響もあり、業績が伸び悩み社内の雰囲気は停滞していました。この状況を打開するために、若手社員の有志が集まり、より一層グループの一体感を高める方法を模索し始めました。その集まりは「KIZUNA」と名付けられ、HORIBAグループ社員が共に働く喜びを分かち合い、絆を深めることによって、さらにグループの活力を高めていくことを目的に活動が始まりました。メーデー行事は「HORIBAグループ感謝デー」に改められ、社是「おもしろおかしく」を体現する重要なイベントの一つとなっています。

記念すべき一回目の感謝デー(2005年)は、吉本新喜劇を滋賀県大津市市民会館に招き、約1,200人が参加しました。途中、吉本新喜劇のメンバーに交じって当時の副社長や社員が劇中に登場して新喜劇ではおなじみのギャグを披露し、会場内は爆笑に包まれ笑顔あふれる感謝デーとなりました。


2005年 吉本新喜劇の皆さんと

2009年には、びわこ工場(滋賀県大津市)の稼働に伴い、併設されているグラウンドでの運動会とバーベキューが主流となりました。コロナ禍前の2018年や2019年は、従業員とその家族約2,500人が参加し、豪華景品(近江牛)をかけてスポーツチャンバラや障害物競走で競い合いました。バーベキューで近江牛を食すべく、日ごろ培ったチームワークを大いに発揮し本気のバトルが繰り広げられました。

(左)2018年 全力でリレー。周囲は応援に熱が入ります。 (右)2019年 スポーツチャンバラ。スポンジの刀で相手のボールを落とせば得点。思わず刀に力が入ります。

2020年以降は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により運動会の開催中止を余儀なくされていましたが、今年は5年ぶりに開催することができました。「Joy and Fun for All Generations  ~世代でつなぐ勝利のバトン~」と題して開催した運動会には多くの社員やその家族が参加し、和気あいあいと楽しみました。

(左)白熱した玉入れ競技 (右)大阪・関西万博2025 公式キャラクター「ミャクミャク」のぬいぐるみを落とさずに後方へ渡していく「おもいをミャクミャクと繋ぐリレー」

(左)大阪・関西万博開幕1年前のHORIBA独自イベントとして、「ミャクミャク」のぬり絵やバルーンアートなどのキッズイベントを実施 (右)バーベキュー

今年も堀場会長や役員をはじめ2,000名を超える社員が参加し、運動会やバーベキュー、キッズイベントを楽しみました 

HORIBAでは感謝デーだけでなく、トップマネジメントから社員までが一緒に参加するイベントがたくさんあります。新入社員が企画から運営まで行うビアガーデン、役員がホスト役となって社員を祝う誕生日会など、役職や部署の垣根を超えて交流できるイベントを社内で企画することで、コミュニケーションを円滑に行っています。会議とは違い、役員や上司と自由な雰囲気で話せる絶好の機会となっています。

HORIBAは「人」が最も大切な財産であるととらえています。多様性に満ちたチームの力で、ビジョン「おもしろおかしくをあらゆる生命へ」を実現していきます。

 

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