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夜間は血液像を確認する時間が限られていたり、普段検体検査を担当していない検査技師も従事するので、装置である程度のスクリーニングを行い、異常値や異常細胞を見逃さないことが重要です。効率よく正確な検査結果の報告ができるよう、適切な再検基準を設定する取り組みを行いました。
臨床症状だけで無顆粒球症を診断するのは難しいため、抗甲状腺薬を服用されている患者様を対象に測定します。好中球が1000/μL未満まで減少した場合や好中球が著しい減少傾向を呈す場合には、抗甲状腺薬の投与中止を検討します。
内科 で抗甲状腺薬の処方を始めた患者様には診察前に即時にCBC検査の結果が必要です。 Yumizen H1500は処理能力が早く助かっています。CBCの再検や他の検査にも余裕を持って対応できるようになりました。
手術用の自己血液を採血する際に、造血剤投与前後で網赤血球を測定しています。Yumizen H2500で、網赤血球が全自動で測定可能となりましたので、目視から全て切り替えました。処理能力に余裕があるので、透析患者の検体も測定しています。
処理能力が高くなったことから、報告する前に30分くらい余裕が生まれましたので、測定結果を検証する時間が十分に確保できるようになりました。