岐阜県
使用機器:自動血球計数装置 Yumizen H1500
測定項目:CBC+白血球5分類
人間ドック学会から優良認定されています。これにより、健康保険組合連合会に加盟している健保組合とは、個別契約を行わなくても、施設が設定した料金で総合健診受診者の受入れができます。
1日に100人くらいです。
1人です。休暇などの際には交代可能な技師が1人います。血算項目以外に、生化学検査項目や免疫検査項目も1人で担当しています。
1日に100検体です。
前回値と15%以上乖離した場合及び装置がフラグを付けた場合には、再検するかどうかを検討します。
処理能力が高くなったことです。健診受診者は、血球計数装置及び生化学検査装置で当日に測定された健診結果を、その日に医師からフィードバックされて帰宅します。医師によるフィードバックが10時40分から始まりますので、それまでに30人分くらいの測定結果を報告しています。処理能力が高くなったことから、報告する前に30分くらい余裕が生まれましたので、測定結果を検証する時間が十分に確保できるようになりました。
使いやすくなりました。特殊洗浄は毎週月曜日に実施していますが、やり方も簡単になりましたので、ストレスがなくなり、装置に対する信頼性が向上しました。白血球分類の測定結果が表示されない(分類不能でマスクされる)ケースがありましたが、装置の更新後は経験していません。他にも、試薬交換の時期が、緑色、オレンジ色、赤色で段階的に知らせてくれるので、わかりやすくなり、試薬残量がぎりぎりまで使用可能となりました。精度管理の画面が項目毎に出て来るようになり、外れた項目名が赤くなるのでわかりやすくなりました。
看護師が採血しますが、採血後に採血管を転倒混和しないケースがあり、血液が凝固している場合があります。凝固の様子を観察しながら、攪拌してから、検体ラックに検体をセットしています。
ラベルが2枚重ねになっていると装置が採血管を掴み損なうことがあるので、ラベルを貼りなおすように、採血担当の看護師を指導しています。
14時から16時45分まで装置をシャットダウンし、17時までには装置を立ち上げ夜間・休日用として使用します。
Pentra 80とYumizen H1500で相関データを評価しましたが、データの乖離は特にはありませんでした。
装置が故障した際に、すぐに来てくれるところです。サービス担当者が来れない場合でも、他のサービスマンが来てくれるので安心できます。
これまで通り安心して検査ができる様に装置のメンテナンスをしっかりしてほしいです。
健診用なので、網赤血球は測定していません。そのため、網赤血球が測定できないYumizen H1500を採用しました。
施設名 : 朝日大学病院
診療科 : 消化器内科、腎臓内科、外科、整形外科など21診療科
センター: 総合健診センター、脳卒中センターなど6センター