- 光学顕微鏡(ラマン、PL、蛍光、トポグラフィ...)と走査型電子顕微鏡(SEM、EDS、FIB、カソードルミネッセンス、EBSD...)間の観察点(POI)の高精度な位置合わせ
- 各種顕微鏡の座標移動システム(CTS)の即時校正
- POIの座標を簡易に認識するためのパターンタグのスナップショット記録
nanoGPSは、異なる顕微観察装置において、試料ホルダーに貼り付けられた小さなパターン化されたタグを使用して、高い精度と簡便さで同じ観察点を分析するための独自のソリューションです。
組み込まれた位置検出技術により、XY座標と角度方向の両方が自動的に変換されます。位置合わせの精度は、各顕微観察装置の移動ステージの性能にもよりますが、数ミクロンの範囲です。
nanoGPSアプリケーション
マイクロニードルパッチの電子顕微鏡とラマン分光分析装置(組成マッピング)による同一箇所分析
SEMにて観察されたニードルパッチのニードル部に付着した物質は、ラマン分光マッピング分析により皮膚貼り付け後に付着した角質層(赤色部)であり、ニードル部のサリチル酸(青色部)は残存していることが確認できました。