特長
- 観察対象物に合わせて柔軟な設置が可能
- 複数個所の情報を集約して観察可能
- 試料の抜き取りなど危険な作業が不要
- リアルタイムで反応状態などを観察可能
- 多変量解析により混合物中の成分分析が可能。
生産プロセスに限らず、実験室レベルでのシステム構成にも対応できます。
顕微ラマンと組み合わせたプローブシステム構成例
(既存のシステムに増設も可能です。)
浸漬プローブで、液体や固体をそのまま測定できます。
アプリケーション
医薬品プロセスにおける API 濃度、結晶多形モニタリング、水和物などの管理や石油プラントにおける化学反応・重合反応のモニタリングなどに最適です。モニターしたい項目をリアルタイムに表示するなど目的に応じた表示も可能です。
医薬品原薬は、温度や湿度など外部要因により、結晶多形や水和物を含む別の多形体へと相転移することがあり、溶解速度が変わることから、それらの制御は重要な課題です。ラマン分光法では、様々な多形体を識別し、水和状態と相転移を簡単に区別できるため、医薬品製造におけるプロセス評価を行うことができます。
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