ParticleFinderは、HORIBAラマン顕微鏡シリーズ専用ソフトウェア LabSpec 6の オプションモジュールです。
主な機能
- 数秒で、粒子の位置を自動で検出・分析
- 秒オーダの解像度で数千個の粒子を同時に分析
- 自動しきい値・粒子形状フィルタリングツールにより、粒子の位置をすばやく特定
- 統計解析結果に基づき、粒子の選別を容易に実行
- 化学組成分析が得意なラマン分光で、高精度なデータを収集
- ワンクリックで、単一の粒子についても、全体の粒子マッピング についても、ラマン測定が完了
- レポート機能では、粒子の位置、大きさ、形状、ラマンスペクト ルなどの表示形式をカスタマイズ可能
LabSpec6画像:ParticleFinderモジュール使用時
粒子の選別
粒子解析においては、「LabSpec 6 Spectroscopy Suite」の すべての機能が役立ちます。 LabSpec付属の「KnowItAll™」データベースや、単変量・多変 量解析機能により、それぞれの粒子を粒子固有のラマンスペクト ルに基づいて分類できます。
ラマンスペクトルの取得
レーザー波長の選択、スペクトル分解能、共焦点性、マッピングなど、ラマン装置の全機能をラマン光を取得した時点で利用することができます。これにより、様々なサンプルから最適な結果を容易に得ることができます。
1つの粒子に対して、3種類のラマンスペ クトル測定方法を選択できます。
- 中心部の単一スペクトル
- 平均スペクトル
- フルマッピング
ラマンの化学組成情報を容易に可視化
HORIBAの粒子分析
ラマン分光分析用のParticleFinderモジュールは、HORIBAのパーティクル分析分野における専門分野のひとつです。
HORIBAは粒子の大きさ、粒子の形状、ゼータ電位、表面積解析が行える、パワフルでありながら手間のかからないツールをご提供します。測定可能な粒子の大きさは1ナノメータ以下から30ミリメータのレンジで、濃度は1ppm~50 vol%、形状の決定は1マイクロメータから可能です。レーザー回折、動的光散乱、動的・静的イメージ解析などの技術を駆使した製品です。