Visual Basic Scripting (VBS)
内蔵のVisual Basic Scripting (VBS) エディターを使用して、インターフェイス内の標準ユーザーが利用できるほぼすべての機能にアクセスするカスタマイズされたスクリプトを作成できます。標準のVBSコマンドや関数と組み合わせて、LabSpec 6内で直接本物のプログラミング機能を提供します。
VBS用のLabSpec 6オブジェクトのライブラリには、インターフェース内のパラメータ/値の設定(すなわち測定条件の設定)、データの取得、処理、表示などの機能が含まれています。さらに、論理的判断、ループ、待機などのVBSネイティブ関数により、実験プロセスを通じて結果のフィードバックやパラメータの調整を行う、完全な実験プロトコルを包含するスクリプトを生成することができます。
LabSpec 6の統合VBSエディタを示すスクリーンショット
ActiveX
ActiveXは、オリジナルのプログラミング言語から独立した方法でソフトウェアコンポーネントを再利用するためのフレームワークを提供します。LabSpec 6に関連して、ハードウェア制御、データ収集、データ処理機能を含むLabSpec 6の中核機能をサードパーティ製ソフトウェアに統合することを可能にします。
ActiveXの用途は様々で、LabSpec 6のネイティブデータファイルをサードパーティーのソフトウェアから直接インポートできるようにするなどの基本的な例から、ラボの自動化プロジェクトなどのより複雑なシナリオまで、様々なものがあります。LabSpec 6のActiveXコンポーネントにより、自動化ソフトウェアから堀場製作所のラマンシステムを完全に制御することができます。プログラマーはLabSpec 6やそのプログラミング言語に関する深い知識は必要ありません。ActiveXの知識と、特定のLabSpec 6 ActiveXコンポーネントに関する完全なドキュメントがあれば、LabSpec 6とHORIBAの最先端のラマンシステムの能力をフルに活用できる、迅速かつ完全なプログラミングが可能になります。