認定校正とは

米国 国立標準技術研究所（NIST）内の認定機関NVLAPによって、ISO/IEC 17025規格に基づいて認定されている範囲内で、気体質量流量の校正を行うサービスです。

[NVLAP Lab Code 600160-0]

NVLAPはILAC MRA加盟機関であり、JCSSなど他の認定機関から認定を受けている校正事業者の校正サービスと同等に扱えます。
認定されていない校正サービス（一般校正）では、値の正当性について外部機関によるチェックがなされていません。そのため値の正当性をチェックするために上位標準の校正証明書のコピーやトレーサビリティ体系図などの多くの文書の参照を必要とします。認定校正においては認定機関によって技能試験とトレーサビリティの状況を含むチェックが定期的になされますので認定シンボルのみでトレーサビリティを確認できます。

技能試験とは

堀場エステックが校正した値と、NISTやNMIJ（産業技術総合研究所 計量標準総合センター）といった国家標準局が校正した値とが一致している事を確認する作業です。最低4年に1度実施する事が要求されています。