MESA-7220V2

蛍光X線硫黄/塩素分析装置

MESA-7220V2は、単色エネルギー分散型蛍光X線分析法(Monochromatic EDXRF)により石油製品中の硫黄と塩素の濃度を測定できます。単色X線源により低ノイズバックグラウンドとし、硫黄(S)と塩素(Cl)ともに、より低い検出下限を実現しました。低濃度から高濃度まで、優れた再現性のある両元素の計測結果が得られます。

事業セグメント: 環境・プロセス

ワイドレンジ分析


硫黄 : 0.7ppm - 10.0 %
塩素 : 0.6ppm - 10.0 %
オートレンジ機能搭載



    濃度に応じて検量線を自動で適用し、
    広い濃度範囲をカバー

複数試料の自動測定


8セルのターンテーブルによる
連続自動測定が可能
(オプション)



    測定時間 30~999秒      
    1~99回の繰り返し測定可能

メンテナンス


真空X線光学系のため、
Heパージガスを使用せず
ボンベ交換作業が不要



    真空維持用のフィルム(窓)も、
    破損や汚れが生じても、
    ユーザーで交換可能

 

■測定例

試料: Sulfur in Mineral Oil Calibration Standards(ASI Standards社製)
硫黄ラベル値 [S : 5.0 ppm]

n=15.34 ppm
n=25.59 ppm
n=35.12 ppm
平均値5.35 ppm
σ0.19 ppm

(測定時間:180秒)

 

石油産業向けの硫黄濃度計測の高信頼性・高精度ソリューション

測定原理蛍光X線分析法(単色エネルギー分散型XRF)
測定対象重油、ナフサ、原油、軽油等の石油製品
測定元素硫黄(S)と塩素(Cl)
測定レンジ0.00 - 10.0 %
検出下限S : 0.7 ppm, Cl : 0.6 ppm
試料量7 – 10 mL / 1セル、最大8セル
検出器シリコンドリフト検出器
電源AC 100 ~ 240 V±10 %、50/60 Hz
消費電力150 VA
標準規格ASTM D7220 / D4294 / D4929,
ISO 8754 / 13032 / 20847, JIS K 2541-4
寸法(上蓋閉時)
  (上蓋開時)
297 mm[W] x 420 mm[D] x 420 mm[H]
297 mm[W] x 420 mm[D] x 749 mm[H]
重量32 kg(PC、モニター、プリンター含まず)

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