装置が仕様通りに装置が適切な環境下で納入・据付がされることを確認し記録します。温湿度の適格状態、風が直接本体に当たらないこと、直射日光が当たらないことなど設置条件を確認します。本体と付属品の外観を確認、起動確認、表示画面の確認を行い、オプション納入品があればそちらも確認をします。
試運転、定期点検の性能確認の内容を定めたものです。機能や性能試験を実施し、機器が使用目的に適していることを確認します。試験については医薬品メーカ、機器メーカ、第3者の誰が行っても良いが米国の食品医薬品局(FDA)は、医薬品メーカ以外が試験を実施することを好むといわれています。装置移設後の試験は移設後の建物、環境、装置の使用目的が同じであれば、影響を受ける性能の試験を実施します。移動先が他の建物であれば全てのOQ試験項目を実施します。
測定前使用時の性能確認の内容を定めたものです。実試料分析時に装置が一貫して使用目的に適した性能を維持していることを証明する作業です。実試験に非常に近い条件で試験を実施します。
堀場テクノサービスでは、トレーサビリティ点検や校正証明書の発行を提供しています。お客さまに安心して製品を使用していただくため、国家標準に沿ったトレーサブルな計測器を使用して作業を行っています。使用する計測器は性能確認のために定期的な校正作業を実施しています。
株式会社堀場製作所が取り扱う特定計量器の有効期限切れ製品、修理により再検定が必要となった製品をお客様の代わりに、JQAへ依頼し、検定完了後、お客さまのお手元へお届けします。面倒な申請やJQAとの依頼などのやりとりは全て当社が担当いたします。修理や有効期限切れの時期に合わせてオーバーホールとJQA検定代行サービスのご依頼も可能です。