サービス > 受託分析・試験サービス > 残留油分分析
部品の製造過程では切削油や加工油など様々な「油」が使用されています。これらの部品の信頼性や品質を確保するためには、製造過程で部品に付着し残留した油分の管理が重要になります。これらの残留油分の管理を行う上で、油分濃度測定は必要不可欠となります。
HORIBAはかるLABでは、赤外吸収法(製品名:油分濃度計 OCMA)を用いた残留油分の定量分析を行っております。試料を専用の溶媒に浸漬して油分を抽出し、その溶媒の油分を測定するので、サンプルの種類や形状、材質などに応じた最適な分析をご提供できます。またノルマルヘキサン抽出法(JIS K0102)では測定出来ない油分(低沸点成分)にも対応しています。多くの製造過程において製品の品質管理や部品洗浄効果の確認にOCMAが使用されており、弊社はこのOCMAを使った受託分析を行っております。弊社にご依頼いただくことで、面倒な溶媒の準備や廃液処理から解放されます。
また、専用の溶媒で抽出した油分はFT-IRでも測定することが可能です。弊社ではFT-IRを使用した受託分析も行っておりますので、ご用命の際は是非ご連絡ください。