データ取り込みソフトウェア
GATELINK
動物病院様向けに検査結果をPC端末に取込み可能です。プリントアウトも可能。 ※オプション機能です。
福岡県
使用機器:グルコース測定装置
生化学測定装置 他
当院では必ず測定するようにしています。
昔から血糖値はルーチン検査として含まれていました。糖尿病が疑わしければ血糖値を測定するというわけではなく、血液検査をする際には血糖値は欠かすことはできないと考えています。血糖値は代謝という体を維持する非常に大事なものです。そういった基本的な項目をチェックしていない状態で診断や治療を行うのは大変怖いと思います。 実際に、最初の血糖値は正常で、その後の血糖値が300mg/dlを超えてくるという症例もあります。治療過程の中でそういうことが時々見られるので、必ず測定するようにしています。
基本的に測定しています。フィラリアのチェックは1年に1回行っていますが、このときには基本的に健康な子が来院します。飼い主さんも健康だと思っていますが、他の項目をチェックしてみて実は・・・という病気の子がでてきます。そのときに飼い主さんにきちんと伝えられるのか、後に体調が悪くなってから伝えるのかで、飼い主さんの心象も異なってきます。そのため、フィラリア検査以外の項目も測定するようにしています。
基本的にVTが行っています。
検査を行う際には流れ作業となりますので、できるだけ次の検査に移りやすいよう簡単かつ微量で行えることが重要となってきます。特にルーチン検査の場合には、採血の際の常時の手順となるため、流れ作業の中にうまく組み込めないとVTに負担がかかってしまいます。
診断を早く行うことができ、治療につなげることができるというのはもちろん重要ですが、飼い主の方に病状をすぐに説明できるというところも重視しています。
5分が待てないという飼い主さんも中にはいらっしゃいます。そういった飼い主さんにもきちんと病状をお伝えしてから治療にあたることができるよう、院内検査を充実させています。ただ、院内検査を充実させても、検査結果が迅速にでなければ結局「再度来院下さい。」とお伝えしなければなりません。そのため、検査装置自体にも正確さだけではなく、迅速さが求められます。
獣医療は動物が生まれてから死ぬまでのお付き合いとなります。子犬を連れてこられて最初に診たときから、その子が最後を迎えるまで診ることもあります。最初は幸せいっぱいといった感じで当院に来られた飼い主さんも、最後には複雑な思いの中来院されます。そういった気持ちも含めて治療に携わることが重要だと考えています。
病院名 | ハーレー動物病院 |
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住所 | 福岡県中間市通谷1丁目33-20 |
TEL | 093-244-5980 |
診察動物 | 犬、猫、うさぎ、ハムスター、エキゾチックアニマル他 |
ウェブサイト | https://www.harley-vmh.com/ |
製造販売承認番号 :
農林水産省指令23動薬第3545号
ハンディサイズで検査室レベルの血中グルコース測定精度を実現。
動物の負担にならないようにと採血器具も手作りされ、必要な血液量だけを採血できるようにしているとのこと。飼い主さんの気持ちに寄り添う重要さがお話の中でも随所に出てきており、笑顔の素敵な優しさあふれる船津先生らしいなと感じました。
(2013年1月取材)
※掲載している情報は取材時点のもので、現在とは異なる場合がございます。