M.M
2019年入社 ソフトウェア設計
私はソフトウェア系のエンジニアとして、半導体をつくるうえで欠かせない薬液濃度モニタの開発に携わっています。薬液の計測は、半導体の品質や環境負荷の低減にダイレクトにつながるため、測定値に嘘が入ることなく、常に正確な値を提供できる装置をめざしています。
そして今、開発にあたっている新製品は、これまで使ったことのないセンサを搭載することになり、ソフトウェアの力でそのセンサの性能を引き出すことが、私にとって新たなチャレンジになっています。社内にいる電気系のスペシャリストや協力会社さんとも話し合いを重ねて回路や部品への理解を深め、日々新しいことを学びながら開発を進めています。
これからも知見を広げるとともに、ものづくりの原理原則と向き合い、開発を統括して見ることのできるエンジニアへと成長していきたいです。
S.M
2021年入社 国内営業
韓国の大学を卒業して堀場アドバンスドテクノに入社し、営業としてキャリアの一歩を踏み出しました。初めての日本での暮らしや、それまでの専攻とは異なる分野での仕事。
はじめの1年は文書の作成ひとつにも苦心しましたが、先輩が1対1でサポートしてくれるバディ制度のおかげで、少しずつ慣れることができました。2 年目になると半導体製造機器メーカー様の営業担当を任され、自分で考えて行動する場面が増えてきました。半導体の製造プロセスにはさまざまな計測ニーズがあり、HORIBAの計測機器は無くてはならない存在だと肌で感じます。その分、トラブルが発生した時はお客様から厳しいお声をいただくこともあります。しかし、そんな時こそ焦らずに、社内の協力を得ながら、きちんと原因を究明して対応することを心掛けています。
お客様との信頼関係を築けるように、誠実な行動を積み重ねていくことが、今の目標です。
R.H
2006年入社 生産技術
私にとって幸運だったのは、入社して間もなくHORIBAの創業製品である「pHメータ」の生産現場に配属され、原材料の加工から完成品として出荷されるまでの全工程を経験できたことです。
現在は生産技術部員として、主に新製品の立ち上げに携わっています。製品企画に近い段階から製品化プロセスに関わることで、提案できる幅が広がっていきます。チームとして苦労を共にしながらものづくりを進め、製品が初出荷を迎える日。皆でお互いに労いや感謝の言葉を伝えあい、記念撮影できた時は苦労が報われる一番うれしい瞬間です。最近は海外拠点との仕事も増え、シンガポールに赴任して生産拠点の立ち上げに携わりました。慣れない英語に苦労しながらも改善を進め、信頼を得て、共に生産環境を築くことができ、人間的にも大きな成長につながったと感じています。
A.H
2015年入社 テクニカルサポート
カスタマーサポートセンターには、製品に関する技術的なお問い合わせやお困りごとなど、お客様からさまざまな声が寄せられます。その“声”を顧客体験の向上や、より良い製品・サービスの提供につなげていくために、私たちのチームは今、次々と新しいことにチャレンジしています。
例えば、動画共有サイトで、よくお問い合わせいただく操作やトラブルシューティングを動画で解説したり、AIチャットボットを導入したり、pHメータの原理をお伝えするウェビナーを開催したり……、お客様からの電話を待つだけでなく、自分たちから発信するというカルチャーがチームに根づいてきました。
「お客様への回答に困った時、動画が役立ちました」「次はこの製品を取り上げてほしい」と社内の“声”もサポートセンターに寄せられるようになり、次のチャレンジへの原動力になっています。