環境負荷を減らす新たな梱包箱の挑戦

ー LAQUAtwinカーボンフットプリント削減プロジェクト ー

環境問題への関心が高まり、企業のサステナビリティへの取り組みが求められる中、堀場アドバンスドテクノでは、製品の梱包資材を見直すプロジェクト「環境に優しい梱包箱の開発」に挑戦しました。このプロジェクトは単に製品の包装を変えるだけでなく、SDGs(持続可能な開発目標)への貢献を意識し、環境への負荷を大幅に削減することを目指しています。

2020年にスタートした「Project Colors」※は、HORIBAグループ全体で進めている環境保護活動の一環として、LAQUAtwin水質計の梱包箱の改良を行いました。従来の梱包箱は、資源やプラスチックの無駄が問題視されていたため、そのデザインを一から見直し、環境への影響を最小限に抑えることを目指しました。

LAQUAtwinシリーズコンパクト型水質計と、標準液の旧デザイン(左)、新デザイン(右)

新しい梱包箱は環境に優しい素材を使用し、製品の品質を保ちながらも大幅な環境負荷軽減を実現しました。

主な改良点:
ー 体積削減:従来の梱包箱の高さを約半分にし、体積を従来比で30%削減。紙資源の使用量を大幅に削減
ー CO₂排出削減:新たな梱包箱によって、年間約2,548kgのCO₂排出を削減できる見込み
ー 印刷の効率化:多色刷りから2色刷りに変更し、印刷にかかる資源の使用量も削減
ー プラスチック削減:従来使用していたプラスチック窓を廃止し、プラスチック使用量を削減

この新しい梱包箱の開発は、私たちの事業活動が環境に与える影響を改めて認識するきっかけとなりました。
これからも製品の品質を保ちながら環境負荷を軽減する方法を追求し、製品のライフサイクル全体を通じて、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを行っていきます。

プロジェクトメンバー

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