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哺乳類細胞培養液中の微生物の迅速検出
微生物由来のATPを検出する場合、あらかじめ微生物由来以外のATP源を除去する必要があります。そこで、哺乳類細胞の培養液中に存在するバックグラウンドATPが、前処理操作にてどの程度除去できるか検討した結果を紹介します。
「微生物検査の結果を早く知りたい」「作業者からの微生物汚染を減らしたい」「一度にたくさんの検体を測定したい」といった課題はございませんか?
微生物迅速検査装置Rapica(以下、Rapica)は、ATP※1を用いた発光反応で微生物を迅速に検出。微生物検査の結果を即日で確認できるため、生産設備の稼働率アップや製造から出荷までのリードタイム短縮、微生物汚染の発生時に早期対処を可能にします。
医薬品や飲料、再生医療などの領域においては、品質管理の高度化、生産性の向上が期待できます。
※1:ATP (Adenosine triphosphate):アデノシン三リン酸
従来の培養法にかける検査時間を大幅に短縮。微生物検査の結果を即日で確認でき、その後の迅速な対処が可能になります。
菌数が非常に少なく、高感度な微生物検査が必要なサンプルにも適用可能です。
自動化により、最大の汚染源である測定者からの微生物汚染リスクを低減。さらに、測定者による測定操作のばらつきをなくします。
高感度ATP法では、5種類の試薬を用いて生菌のみのATPを測定します。
Rapicaでの測定は、①ろ過装置でサンプルをろ過、②測定機にセットするだけのシンプルな手順です。
Rapicaの詳しい説明やサンプルデモなど、ご質問やご相談などございましたらお気軽にお問い合わせください。