残留塩素濃度モニター UP-400CL


メンテナンス

測定終了後は、サンプルや廃液が正しく流れているか、エラーが発生していないかなどを確認し、日常的に保守作業をおこなってください。

日常的な保守作業

以下の項目を確認してください。
日常のメンテナンスはステンレスパンチングフィルターやストレーナーの水洗を行います。ゴミなどが詰まった場合は取り除いてください。インラインストレーナーはチューブの差し込みが甘いと隙間から気泡が混入してしまうため、しっかり差し込んでください。

インラインストレーナー(分解して洗浄可能)

▲インラインストレーナー (分解して洗浄可能)

ステンレスパンチングフィルター(二重構造の場合は分解して洗浄可能)

▲ステンレスパンチングフィルター (二重構造の場合は分解して洗浄可能)

校正は原水(水道水等)によるゼロ校正と実際に使用する洗浄液でスパン校正します。野菜洗浄中の場合はできれば毎日行うことが好ましく、洗浄液生成装置の監視目的等で液種が変更ない場合は数か月に一度校正します。

  • サンプルや廃液が正しく流れているか
  • エラーが発生していないか
  • 液漏れが発生していないか
  • 外観に変色などないか
  • SDメモリーカードの防水キャップがはずれていないか
  • 野菜洗浄中の測定後やオプション品のインラインストレーナーなどを使用の場合、測定終了後、水道水などを測定して製品内部を洗浄したか

 

※SDはSD-3C, LLCの商標です。

定期的な保守作業

以下の項目を確認してください。
定期メンテナンスは、センサは約1年(校正時にエラー発報)、ポンプは約2年(ポンプ寿命のエラー発報)にて交換を行います。交換はお客様ご自身でも可能です。

※センサ、ポンプの交換周期は1日24時間連続運転した場合です。お客様のご使用条件により異なります

  • 長時間使用すると原水中のカルシウムなどのカルキ成分がセンサ内に付着します。固形分が固まり、液漏れが発生するおそれがありますので定期的にクエン酸洗浄をおこなってください。2か月程度に1回、約10%~20%のクエン酸水溶液を10分程度測定すると、カルキ成分が除去されます。クエン酸洗浄後は必ず校正してください。
  • 継手などを接続しているチューブ末端部が変形など劣化している場合は、劣化部分をハサミなどで切断し、新しい端部を使用してください。
  • Outlet側のチューブが劣化した際は、交換部品を購入し新品に交換してください。
  • 付属のフィルタは消耗品です。定期的に交換してください。
  • 交換部品の仕様は「交換部品一覧(取扱説明書69ページ)」をご確認ください。
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