オートサンプラーに関するよくある質問と回答をQ&A形式でご用意いたしました。
オートサンプラーと接続できるpH・水質計は、カラー液晶タイプの卓上型pH・水質分析計 F-72, F-73, F-74, DS-72 です。
オートサンプラー用のpH電極は、9680S-10Dのみです。オートサンプラー用の導電率電極は、3554-10Dのみです。
「μS/cm」または、「mS/cm」の選択が可能です。
表示範囲:
0.000 μS/cm~999.999 μS/cm
0.000 mS/cm~999.999 mS/cm
オートサンプラーからのデータ出力は以下の3つの方法があります。
①プリンタ印字による出力
②USBメモリへのCSV形式での出力
③プリンタに出力されるテキストデータをRS-232Cケーブル経由でPCに出力(ターミナルソフトウェアをインストールしたPCが必要です)
卓上型pH・水質分析計LAQUAの日時を参照しています。
卓上型pH・水質分析計LAQUAは、オートサンプラーと21CFR Part11対応ソフトウェアを同時に接続することはできません。
どちらか一方のみ接続が可能です。
電極洗浄後、サンプルを撹拌し測定を開始します。撹拌時間の初期設定は10秒です。測定時の安定判断基準の初期設定は「10秒間のpH変化が0.015pH以内」のため、撹拌時間を含め最短20秒です。ただし、サンプルにより値が安定するまでにかかる時間は異なります。
電極を上下方向に動かして撹拌します。
LAQUAのオートホールドの設定は、4種類から選択できます。
「高精度」:10秒間のpH変化が0.005 pH以内
「標準」:10秒間のpH変化が0.015 pH以内
「簡易」:10秒間のpH変化が0.050 pH以内
「時間」:2 ~ 999秒で任意設定
3分以内に安定判断基準に入らない場合は、電極洗浄に移行し、再度サンプルを測定します。最大3回この動作を繰り返し、3回目の測定でも3分以内に安定判断基準に入らない場合は、測定値が「ーーーー」と記録され、次のサンプル測定に移ります。
可能です。
オートサンプラー設定中の自動校正設定にて校正間隔本数を設定することができます。
設定した本数毎にpH校正を行うことができます。
一例をご紹介いたします。
個別でコスト試算も対応しておりますので、ご希望の際はお問い合わせください。
1年間でpH測定にかかる時間(一例)
費用回収までの年数:約2.8年
※条件により変動する可能性があります。
こちらのページをご確認ください。
→オートサンプラーのメンテナンス方法