コンパクト水質計LAQUAtwinシリーズは、いつでもどこでも手軽に測定できる製品です。
今回ご紹介するのはイオンメータです。
LAQUAtwinのイオンメータには、ナトリウム、カリウム、硝酸、カルシウムの4種類があります。
今回は校正方法やメンテナンスのポイントをご紹介します。
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はじめに電源をONにして校正をします。
製品の組み立て方法は【よくわかる!】LAQUAtwin pHメータ 使い方の5つのポイントをご参照ください。
今回はカルシウムイオンメータを使って校正方法をご紹介します。
まず、1点目(低濃度側)の標準液をセンサに滴下します。
今回は付属の150ppmの標準液を使用します。
液量は平面センサ全体が液で満たされるように滴下してください。
蓋を閉め、☺マークが点灯し、値が安定していることを確認したらCALスイッチを押します。
すると、画面に1点目の校正値が点滅します。
ここでセンサに入れた標準液の濃度と校正値が150ppmで一致していることを確認してください。
点滅している校正値を確認したら、もう一度CALスイッチを押し、校正を開始します。
画面に表示されるCALと☺マークが点滅しているときは安定判断中です。
校正が終わるとCALと☺マークが点灯し、測定モード(MEAS)に切り替わります。
2点目(高濃度側)も同じ手順で校正をします。
校正は付属の標準液以外でも校正が可能です。
まず校正したい標準液の濃度を設定します。
標準液はお客様の方でご用意ください。
設定モードに入るために、電源がOFFの状態で、MEASとON/OFFスイッチを同時に3秒以上長押しします。
液晶画面が全点灯したら指を離してください。
ソフトのバージョンが表示され、設定モードに変わります。
設定モードに入ると、画面にUnit(単位)が表示されます。
この状態からCALスイッチを1秒押して、画面にLo.chを表示させます。
こちらが低濃度側の設定画面です。
この状態からMEASスイッチを1秒押すと現在の設定値が表示されますので、MEASスイッチを再度押して設定値を変更してください。
MEASスイッチを長押しすると、数値の変動幅が大きくなります。
設定値を変更したら、CALスイッチを押し、設定値を確定します。
画面にEndが表示されるまでCALスイッチを何度か押します。